前回は4一金型の船囲いについて勉強した。
今回は4二金型についてまとめていきたいと思う。
素人目には4二金型は下段がスカスカで心もとない感じがするが、4二金型のほうが引き締まっていると言われる。
前回まとめたように4一型は崩したついでに金を取られるからだ。
4二金型では4一型と別の崩し方が必要になるのでまとめてみた。
下段に飛車、持駒に香車、銀、角
A▲33香車
①△同玉▲21龍
②△同金▲41銀
③△同桂▲21銀△22玉▲31角
いずれでとっても先手が有利
62に龍が成り込めたら、多くはいらない
A▲33歩
①△同玉▲31龍または21龍
②△同桂▲21銀△22玉▲52龍
③同金▲41銀
桂馬を使います
▲46桂馬
△パス▲34桂馬△41金▲22桂成△同玉▲41龍
控えの桂である。
高美濃を活かす攻め
▲66角
①△33桂▲35歩△同歩▲34歩
②△43金▲35桂
桂頭に歩を伸ばされても高美濃は金が守ってくれるので心配ない。
私は対船囲いに限らず、この攻めを多く使っている。
2021年10月2日現在の棋力
2級 達成率62.7%
参考文献
全戦型対応!囲いの破り方(著 及川拓馬)
将棋・ひと目の手筋(渡辺明竜王監修 週刊将棋編)
四間飛車を指しこなす本(著 藤井猛)
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